久しぶりの米韓首脳会談、ムン大統領は制裁緩和を訴える

2019年4月17日

アメリカのトランプ大統領は韓国の文在寅大統領とホワイトハウスで米韓首脳会談を行いました。会談の中で文在寅大統領は制裁の緩和を2時間近くトランプ大統領に訴えたことを韓国の朝鮮日報が報じています。

Screenshot of www.chosunonline.com

在寅(ムン・ジェイン)大統領は11日正午(韓国時間)、米ホワイトハウスで米国のトランプ大統領と首脳会談を行い、北朝鮮の非核化を引き出すための「一部制裁緩和」の必要性を訴えたという。ある韓国政府関係者は「制裁の枠を維持した上で、包括的非核化ロードマップに合意し、それを段階的に実行に移すことが最善という韓国政府の考えを米国に伝えた」と明らかにした。

朝鮮日報ではトランプ政権の反応は報じられていませんでしたが、朝日新聞などはこのように報じております。

トランプ氏は、韓国と北朝鮮が求めている開城工業団地や金剛山観光の再開について「今は適切な時期ではない」と述べ、認めない考えを示した。3回目の米朝首脳会談の開催は「あり得る」と語ったが、「急げば、正しい取引が成立しない」とも述べ、開催を急いでいないという姿勢を示した。

できるだけ早く米朝首脳会談を開催し、支持率低下にあえぐ国内でのアピールに利用したい文在寅大統領の思惑の中で、米朝首脳会談の開催を急かすことはしないトランプ大統領の思惑の間で、韓米首脳の認識のズレが生じているように感じます。

文在寅大統領はどうやら米朝首脳会談を開催すること自体が目的になっている気がします。日米の目的は「核兵器を廃棄すること」であり、北朝鮮と交渉を行う米朝首脳会談はその手段でしかありません。

手段と目的が逆転することは日常でもよく目にする光景ですが、文在寅大統領は目に見える成果を欲しがっているのかもしれません。目的を見失わないでほしいと思います。

雑記

Posted by akaglass